井上尚弥だけじゃない ナバレッテのもう1人の標的はネリ「それができなければ…」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。1階級上の強豪王者、WBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)はかねてから井上との将来的な対戦を熱望していたが、同門の“悪童”、前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)もターゲットの1人に定めているようだ。米ESPNのスペイン語版が報じている。
かねてから井上との対戦を熱望するナバレッテ、ネリもターゲットの1人に
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。1階級上の強豪王者、WBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)はかねてから井上との将来的な対戦を熱望していたが、同門の“悪童”、前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)もターゲットの1人に定めているようだ。米ESPNのスペイン語版が報じている。
井上の1階級上の実力者ナバレッテは2月22日にジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒KO勝ちし、2018年12月の王座奪取から、わずか1年2か月で早くも5度目の防衛に成功。近年のボクサーとしては型破りのハイペースで防衛を重ねてきた。
5度の防衛はオールKO。強い相手との対戦を熱望するナバレッテは、同じメキシコのプロモーター「サンフェル」所属のネリにも挑戦状を突きつけた。
「もしも、ルイス“パンテラ”ネリかナオヤ・イノウエと対戦できるなら嬉しい。そのためにオレたちは戦っているんだ」
ネリは山中慎介との2度のタイトルマッチで体重超過や、ドーピング違反というスキャンダルを起こしたボクシング界の問題児。昨年11月の前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との挑戦者決定戦では再び計量でのウエイトオーバーで、試合は中止となっていた。