ネリ戦は「6月に実現可能だ」 新型コロナ禍の相次ぐ延期も、陣営が再開見通しに言及
前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)らのプロモーターが興行の6月再開の見通しを語っている。ネリは、3月28日(日本時間29日)に米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級12位アーロン・アラメダ(メキシコ)との同級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。興行再開の見通しが立たない中、ネリのプロモーターは「6月再開を見ている」と所属選手の次戦について語っている。メキシコ地元紙「ミレニオ」が報じている。
コロナ禍の情勢も、ネリらのプロモーターが6月興行再開の持論展開
前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)らのプロモーターが興行の6月再開の見通しを語っている。ネリは、3月28日(日本時間29日)に米ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級12位アーロン・アラメダ(メキシコ)との同級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。興行再開の見通しが立たない中、ネリのプロモーターは「6月再開を見ている」と所属選手の次戦について語っている。メキシコ地元紙「ミレニオ」が報じている。
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新型コロナウイルスの影響で世界的に興行の中止や延期が続いているボクシング界。メキシコのサンフェル・プロモーションズでプロモーターを務めるフェルナンド・ベルトラン氏は、予定していた興行についてこう語ったという。
「我々は3月、4月、5月、6月と興行を予定していた。3月28日にルイス・ネリはファイト予定だった。オマール・アギラールとハイメ・ムンギアは5月9日のカネロ・アルバレス戦(の前座)で出場予定だったんだ」
傘下のメキシコ人ファイターの興行が次々と延期となる現状を語ったベルトラン氏。新型コロナの猛威が増すばかりの状況でボクシング界の興行再開の見通しは不透明だが「我々の5月の予定は全て延期となってしまった。だが、我々の見立てでは、6月の日程再開は実現可能だ」と語ったという。
ネリら所属ボクサーが6月に公式戦に出場できる状況になっていると、ベルトラン氏は持論を展開。さらに「健康でいられるかどうかにかかっている」としているようだ。記事では「このプロモーターにとって、コロナウイルスは偶発的なもので、計画におけるわずかな遅れに過ぎない。ボクサーがストレスを感じないようジムに招き、再開時に力強くリングに戻れるよう、フィジカルを整える責任を求めた」と報じている。
ネリの次戦は、前IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦と海外メディアでは報じられている。しかし、世界的に収束の見通しが立たないのが現状。他の大手プロモーターは慎重な姿勢を示しているが、ネリ陣営の言葉通りコロナ禍を6月までに克服することができるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)