タイソンが陥落ワイルダーを叱咤激励 「熱意をもって戦い続けろ」「大人になれ」
ボクシングの元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は、2月22日(日本時間23日)に行われたWBC同級タイトルマッチで、現王者タイソン・フューリー(英国)に7回1分39秒TKO負けを喫して王座陥落。“世紀の再戦”に敗れ、44戦目でプロ初黒星となった。圧倒的な強さで人気を博したマイク・タイソン氏(米国)は、敗者のワイルダーへ叱咤激励を送っているという。
フューリーに敗れたワイルダーへ、タイソン氏がエール
ボクシングの元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は、2月22日(日本時間23日)に行われたWBC同級タイトルマッチで、現王者タイソン・フューリー(英国)に7回1分39秒TKO負けを喫して王座陥落。“世紀の再戦”に敗れ、44戦目でプロ初黒星となった。圧倒的な強さで人気を博したマイク・タイソン氏(米国)は、敗者のワイルダーへ叱咤激励を送っているという。
フューリーとワイルダーは2018年12月に対戦し、引き分け。2度目の対戦ではフューリーが圧倒し、V10を誇っていたワイルダーがベルトを手放した。海外報道によると、両者の第3戦は10月に開催予定だという。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」は、「フューリー対ワイルダーの第3戦をタイソン氏が語る:ワイルダー、大人になって難局に立ち向かえ!」と題して記事を掲載。第2戦を現地で観戦したタイソン氏が、インスタグラムのライブ機能で語った内容を伝えている。
「第1戦が終わって、ワイルダーは難しい局面にうまく対応することができなかった。でも、チャンスはあった。誰にでもチャンスはある。問題はそこにどれだけ賭ける思いがあるかなんだ。ワイルダーは(第2戦に)勝つことに本当に人生を捧げたかっただろうか。もし捧げるなら、あらゆることが起こる」
タイソン氏は第2戦のワイルダーについてこのように分析。試合への熱意が欠けていたと指摘したと伝えられている。