延期決定の全仏OP 物議醸す秋開催をナダルは支持、仏連盟自信「いい決定だと…」
テニスの4大大会、全仏オープンは9月20日~10月4日に延期となることが決まった。当初は5月から6月にかけて開催予定だったクレーコートでのグランドスラム第2戦。一部の選手からは不満の声が上がっていたが、大会3連覇中で過去に12度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)はこの決定を支持しているという。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
過去12度優勝の“クレーキング”ナダルは延期の決断を支持
テニスの4大大会、全仏オープンは9月20日~10月4日に延期となることが決まった。当初は5月から6月にかけて開催予定だったクレーコートでのグランドスラム第2戦。一部の選手からは不満の声が上がっていたが、大会3連覇中で過去に12度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)はこの決定を支持しているという。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、秋開催が決まった全仏オープン。予定通りならば、全米オープンがその1週前に行われることや、欧州選抜と世界選抜の対抗戦「レーバーカップ」と日程が重複することもあり、延期の決断は物議を醸していた。
だが“クレーキング”ナダルは、全仏の秋開催に賛同のようだ。「ラファエル・ナダル、全仏OPの日程を支持」の見出しで伝えているのはエクスプレス紙。フランス・テニス連盟のベルナール・ジウディセリ会長が、ナダルから支持を受けたことを明かしている。
「仏テニス連盟の発表に対し、何人かのプレーヤーからは反論の声が上がっていた」と伝えつつも、ジウディセリ会長によると、大会ディレクターのギー・フォジェ氏がナダルとコンタクトを取り意見を聞いたのだという。
同会長によると「ギーがラファに連絡をした。彼は、クレイコートでの試合がカレンダーにあるのはいい決定だという感じだった」と明かしているという。
ナダルの支持を取り付けたことで、フランス連盟は異例に秋開催に自信を覗かせているようだ。
(THE ANSWER編集部)