急逝クリス氏を悼み 伊メディアも特集「我々が絶対に望んでいないものだった」
フィギュアスケートのアイスダンス日本代表で3大会連続五輪出場を果たしたクリス・リード氏が亡くなったことが、17日に明らかになった。スケーターたちからは次々に惜しむ声が上がっていたが、イタリア国営メディアも早過ぎる死を悼み、「クリス・リードに別れを」と異例の特集を組んでいる。
アイスダンスで2度五輪出場のモニカも「この感情を表現する言葉がありません」
フィギュアスケートのアイスダンス日本代表で3大会連続五輪出場を果たしたクリス・リード氏が亡くなったことが、17日に明らかになった。スケーターたちからは次々に惜しむ声が上がっていたが、イタリア国営メディアも早過ぎる死を悼み、「クリス・リードに別れを」と異例の特集を組んでいる。
30歳の若さで突然、この世を去ったリード氏。イタリアの国営放送「Raiスポーツ」も「スケート界はアスリート、クリス・リードの早過ぎる死に悲嘆に暮れている。心臓突然死によりデトロイトで亡くなった」「今日のこの発表は、我々が絶対に望んでいないものだった」と報じている。
また2010年バンクーバー、14年ソチと2大会連続で五輪に出場したイタリア人スケーターのニコーレ・デラ・モニカが「この感情を表現する言葉がありません。我々すべてが素晴らしき友人を失いました。ご家族に哀悼の意を捧げます」とメッセージを記していることも紹介している。
特集では姉のキャシー、そして、村元哉中とカップルを組み、日本代表として活躍したキャリアを紹介。2018年の四大陸選手権で村元とともに銅メダルを獲得し、「ISUのチャンピオンシップで初めてメダルを獲得したアジア勢のカップル」とその功績を改めて称えている。
(THE ANSWER編集部)