「マイク・タイソンは尋常じゃない」 24年前の衝撃KOに再脚光「次元が違った」
元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)。圧倒的な強さで世界のボクシングファンを沸かせた男に、米メディアが再注目している。24年前、フランク・ブルーノ(英国)とのWBC世界ヘビー級タイトルマッチで3回TKO勝ちした試合動画を米スポーツ専門局「ESPN」が公式インスタグラムに投稿。「ザ・キング」「次元が違った」など、ファンからも実力を称賛する声が続出している。
24年前の3月16日、ブルーノとのWBC世界ヘビー級タイトルマッチでTKO勝ち
元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)。圧倒的な強さで世界のボクシングファンを沸かせた男に、米メディアが再注目している。24年前、フランク・ブルーノ(英国)とのWBC世界ヘビー級タイトルマッチで3回TKO勝ちした試合動画を米スポーツ専門局「ESPN」が公式インスタグラムに投稿。「ザ・キング」「次元が違った」など、ファンからも実力を称賛する声が続出している。
圧巻のKO劇だ。3回、攻撃をかわしたタイソンは、左の一撃をブルーノの顔面にぶち込むと、これを皮切りにグイグイと前へ出る。あっという間にロープ際へ追い込み、容赦なくパンチを浴びせた。レフェリーはたまらずストップ。崩れ落ちたブルーノは流血し、呆然。タイソンは両手を掲げ、頭をマットにつけて喜びを表現した。場内は大歓声、圧倒的な強さでWBCヘビー級王座を奪回した。
「ESPN」は、実際の動画を公式インスタグラムに投稿。「24年前、マイク・タイソンはフランク・ブルーノにTKO勝ちして、ヘビー級のタイトルを奪還した日である。1990年にジェームス・ダグラスに敗れてからの、この奪回だった」とつづった。ファンからは、圧巻のKO劇を称賛するコメントが続出した。
「史上最も恐れられたヘビー級のチャンピオン」
「彼ならフューリーも倒すだろう」
「ザ・キング」
「ヘビー級が“本物”だった頃だ」
「俺が唯一チャンピオンと呼ぶ男」
「マイクとアリは次元が違ったよな」
「マイク・タイソンは尋常じゃなかった」
この一戦が行われた1996年3月16日から24年。強烈なインパクトが、未だにボクシングファンの心を掴み続けているようだ。
(THE ANSWER編集部)