井上尚弥のカシメロ戦は「リスキー」 リゴンドー陣営が大ダメージ後の一戦を危惧
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う。井上との対戦を熱望するWBA同級正規王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)を指導するトレーナー、ロニー・シールズ氏は昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝戦で眼窩底と鼻骨骨折などの大ダメージを負ったモンスターを懸念。「統一戦の連続はリスク」と持論を展開している。米メディア「ファイター iQ」公式YouTubeで語った。
井上はドネア戦で眼窩底など骨折、対戦熱望のリゴンドー陣営が危惧
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行う。井上との対戦を熱望するWBA同級正規王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)を指導するトレーナー、ロニー・シールズ氏は昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝戦で眼窩底と鼻骨骨折などの大ダメージを負ったモンスターを懸念。「統一戦の連続はリスク」と持論を展開している。米メディア「ファイター iQ」公式YouTubeで語った。
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スーパーバンタム級最強と呼ばれたリゴンドーは2月8日、米ペンシルバニア州アレンタウンで行われたWBA世界バンタム級正規王座決定戦でリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と激突。2-1の判定勝ちで2階級制覇を達成した。そのリゴンドーをトレーナーとして支えたシールズ氏は井上対カシメロ戦について質問を受け、こう即答している。
「井上対カシメロ戦を観戦するか? もちろん! もちろんだ」
試合内容の予想については明言しながったが、昨年11月の元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との一戦で井上が受けた大ダメージについて言及。「眼窩底骨折などダメージを負ったファイターが新たに統一戦に臨むのはリスクがあるか?」と質問され、「リスキーだ。心配だよ」と語った。
ドネアとのWBSS決勝の2ラウンド目に井上はドネアの閃光フックを被弾。右目の上を深き切り、流血。試合後には鼻骨と眼窩底骨折が発覚するなど、キャリア最大のダメージを受けていた。
ドネアに続き、パンチャーのカシメロとの2連続の大一番を危惧したシールズ氏。「彼は問題ないからこそ、彼やドクターもこの試合を選んだのだろう。それでもリスクはあるだろう」と分析。かつてマイク・タイソン、イベンダー・ホリフィールドというヘビー級のレジェンドも指導した名伯楽はモンスターがドネア戦で受けたダメージを危惧していた。
(THE ANSWER編集部)