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2位安藤友香、給水ミスで近くの選手からもらう「大迫さんを見ていたので…」

残り1枠の東京五輪代表切符を争う名古屋ウィメンズマラソンが8日、ナゴヤドーム発着の42.195キロで行われ、一山麻緒(ワコール)が2時間20分29秒で初優勝。1月の大阪国際で松田瑞生(ダイハツ)が記録した2時間21分47秒を上回り、東京五輪女子マラソン最後の代表に内定した。2017年に初マラソン日本歴代最高タイムをマークした安藤友香(ワコール)は、30キロ過ぎから一山に離されるも2時間22分41秒で2位と健闘。五輪は逃したが、晴れ晴れとした表情を見せた。

会見で明るい表情を見せた安藤友香【写真:石渡史暁】
会見で明るい表情を見せた安藤友香【写真:石渡史暁】

他の選手からドリンクを分けてもらう「シミュレーションができていた」

 残り1枠の東京五輪代表切符を争う名古屋ウィメンズマラソンが8日、ナゴヤドーム発着の42.195キロで行われ、一山麻緒(ワコール)が2時間20分29秒で初優勝。1月の大阪国際で松田瑞生(ダイハツ)が記録した2時間21分47秒を上回り、東京五輪女子マラソン最後の代表に内定した。2017年に初マラソン日本歴代最高タイムをマークした安藤友香(ワコール)は、30キロ過ぎから一山に離されるも2時間22分41秒で2位と健闘。五輪は逃したが、晴れ晴れとした表情を見せた。

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 30キロ地点まで先頭集団で快走するも、直後の給水から一山に引き離された。それでも懸命に走り抜き、2位でフィニッシュ。「多くの方に背中を押していただいて、最後まで諦めずに走ることができた。一山選手がすごい記録で走ったので、すごいなという気持ちと、悔しい気持ちがあるけど、自分としてはやり切ったのですっきりしています」と振り返った。

 給水所ではことごとくスペシャルドリンクを取り損ねた。しかし、1日の東京マラソンで優勝した大迫傑(ナイキ)が、ほかの選手からドリンクをもらっているシーンを見ていたことがプラスになった。一山、細田あい(ダイハツ)に声をかけてドリンクを分けてもらってカバーした。

「上手に給水が取れなくて、その練習もしないといけないと思ったけど、大迫さんがほかの選手からもらっているのを見ていた。テンパらず、取れなくても近くの選手からもらって、落ち着いて走れば大丈夫と頭の中でシミュレーションができていた。今回活かせて良かったです」

 東京五輪の出場はならなかったが「完璧ではないけど、今までに比べたら成果のある、きっかけの掴めるレースにできた。良かったことは良かったことで、ダメだったこともあるので、反省して次同じことをやらないようにしていきたい」と、次を見据えて収穫の多いレースだったようだ。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)


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