13歳ワリエワ、圧巻のSP世界最高得点を海外絶賛 ISU公式「極上の演技を披露した」
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は6日、女子ショートプログラムが行われ、ジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者の13歳カミラ・ワリエワ(ロシア)がジュニアのSP世界最高得点となる74.92点で圧巻の首位発進。国際スケート連盟(ISU)は最後の連続3回転ジャンプを動画付きで公開し、海外メディアも高く評価している。
74.92点でSP首位発進、ISU公式サイト、海外メディアも高評価
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は6日、女子ショートプログラムが行われ、ジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者の13歳カミラ・ワリエワ(ロシア)がジュニアのSP世界最高得点となる74.92点で圧巻の首位発進。国際スケート連盟(ISU)は最後の連続3回転ジャンプを動画付きで公開し、海外メディアも高く評価している。
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22年北京五輪候補と目されるロシアの超新星が、初の世界ジュニアで躍動した。冒頭の3回転ループを驚異の高さから余裕をもって着氷、続く2回転アクセルも成功させた。ジャンプだけでなく、スピンのレベルの高さも折り紙付き。最後のルッツ―トウループの連続3回転も決め、圧巻の演技でエストニアの観衆から喝采を浴びた。
ISU公式ツイッターは最後の連続3回転ジャンプを動画付きで公開し、公式サイトでは「ワリエワは極上の演技を披露した」と称賛した。3本のジャンプ要素を紹介した上で、さらに「美しいスピン、ステップは全てレベル4に値するものだ」と技術力を評価。「そして、この13歳は74.92点という自己ベストを記録したのだ」と伝えた。
また、IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」公式サイトは「ワリエワはプログラムに3回転アクセルを取り入れていない。しかし、それは今日障害にはならなかった」と評価。「審査員たちを感動させるプログラムであり、彼女のシーズンベストである74.92点を叩き出した」と称賛した。
平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ、目下の女子を席巻するアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワといったトップ選手と同じエテリ・トゥトベリーゼ氏に師事する13歳。今季からジュニアに上がったばかりだったが、シニア顔負けの得点で存在感を発揮した。7日のフリーに期待は膨らむ。
(THE ANSWER編集部)