怪物ザイオンが“カーメロ超え”の史上初快挙 米メディア「パフォーマンスは歴史的」
米プロバスケットボール(NBA)の19年ドラフト全体1位指名、ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが28日(日本時間29日)、キャバリアーズ戦に先発し、30分27秒の出場で24得点、3リバウンド、2アシスト、2スティールをマークし、116-104の勝利に貢献。これにより、NBA史上初の「10代で10試合連続20得点超え」を達成した。
NBA史上初の「10代で10試合連続20得点超え」を達成、快挙に称賛の声
米プロバスケットボール(NBA)の19年ドラフト全体1位指名、ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが28日(日本時間29日)、キャバリアーズ戦に先発し、30分27秒の出場で24得点、3リバウンド、2アシスト、2スティールをマークし、116-104の勝利に貢献。これにより、NBA史上初の「10代で10試合連続20得点超え」を達成した。
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米メディア「ヤフースポーツ」は「ザイオン・ウィリアムソンがNBA史上初の10試合連続20得点以上を記録した10代の選手に」と見出しを打って特集。「ザイオン・ウィリアムソンはシーズン開始に間に合わなかったが、彼は今、それを最大限に活かしている」と活躍ぶりを伝えている。
19歳のザイオンは故障によりNBAデビューは出遅れたものの、1月23日にようやく初出場を果たすと、1日のグリズリーズ戦で20得点を記録して以来、20得点超えを継続。この日のキャバリアーズ戦で24得点を記録し、これにより10代選手としては初の「10試合連続」となった。
記事では「パフォーマンスは歴史的なものだった」と称賛し、03年にナゲッツのカーメロ・アンソニー(現トレイルブレイザーズ)が記録した9試合連続20得点を超えたことを紹介。「10試合連続20得点以上」は新人としてもドノバン・ミッチェル、ジョエル・エンビード、ブレイク・グリフィンに続き、史上4人目であることも伝えた。
「ウィリアムソンはこの記録をいとも簡単に成し遂げた。10試合での1試合平均得点は25.5。オールスター後の4試合では60%近いシュート成功率を記録し、平均26.5得点を記録している。金曜日の試合は、元デューク大の逸材にとってNBA14試合目だった。ここまで20得点に到達できなかった試合はたった1試合だけだ」
このようにズバ抜けたスタッツを紹介。ドラフト全体9位の八村塁(ウィザーズ)らと同期入団となったが、大学時代から「怪物」と称され、全米に名を轟かせてきた逸材にとっては、こんな快挙もまだ通過点か。どこまで記録を伸ばすのか。さらに期待は高まりそうだ。
(THE ANSWER編集部)