孫楊処分、各国ライバル勢に波紋 因縁の表彰台拒否選手「私のスタンスは不変だ」
リオ五輪1500メートル王者「悲しみでしかない。喜ぶことはできない」
ホートンはリオ五輪出場した際、孫楊について「薬物違反者」と発言。昨夏の世界水泳(韓国)400メートル自由形で孫楊に敗れ、2位になった際には表彰式で登壇することを拒否し、FINAから警告を受けるなど、反発する言動を貫いてきたが、改めて自身の信念を明らかにしていた。
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記事では、昨夏の世界水泳でホートンに続き、表彰式で写真撮影を拒否したダンカン・スコット(英国)が裁定を全面的に支持したほか、リオ五輪1500メートル自由形金メダリストのグレゴリオ・パルトリニエリ(イタリア)のコメントも紹介している。
衛星放送「スカイスポーツ・イタリア」に対し、「私にとっては、この一連の事件は、ほかのドーピングの事象と同じように悲しみでしかない。私のライバルの一人がドーピングで陽性となったのだから喜ぶことはできない」と悲しみを明かしたという。
今回の裁定を巡っては海外メディア、ファンの間で大きな驚きが広がっているが、かつて鎬を削ってきたライバルにとってもインパクトの大きい事実として受け止められているようだ。
(THE ANSWER編集部)