東京マラソン、海外勢は新型コロナに複雑胸中 「世界が震撼」「神に祈るしか…」
「病を滅ぼすはできない」「人類にとって非常に大変なこと」
「人類を滅ぼすかもしれない病が世界中で流行っている。これを滅ぼすはできない。どこにあるかもわからない。自分で止めることもできません。治療薬、予防の薬が発見されるまで人類にとって非常に大変なこと。国から国への渡航がなくなればいいのかもしれないが、そういうことはできない。
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できるのは神を信じること。自分たちでやるのは困難。一人で暮らしているのであればいいが、それもできない。この病気は兆候も見られず非常に心配です。このような病気が襲ってきているので、神に祈るしかない。非常に心配です」
車いすの部では新型コロナの影響を懸念して海外選手の出場辞退が続出した。女子のルティ・アガは「神様に守っていただくしかない。神様にお祈りするばかりです」と不安を吐露。ベルハネ・ディババは「この病気が広まっていると聞いた時から世界中を心配していた。自分だけが注意しても難しい。どのように感染するかわからないので神に守っていただくばかりです。祈るしかありません」と話した。
今大会は日本記録保持者・大迫傑(ナイキ)、前保持者・設楽悠太(ホンダ)、井上大仁(MHPS)らが東京五輪代表残り1枠を懸けて争う。会見は関係者や報道陣にマスク着用など予防策を呼びかけ、選手への囲み取材はなし。選手たちの座る壇上と報道陣との間には約10メートルほどのスペースがとられて行われた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)