井上尚弥、3団体統一戦が次の目玉カード 米放送局が脚光「2020年のハイライトだ」
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが22日(日本時間23日)、米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われ、挑戦者のタイソン・フューリー(英国)が王者デオンテイ・ワイルダー(米国)に7回1分39秒TKO勝利。ど迫力の乱打戦に世界が沸く中、米テレビ局は「2020年のハイライトはナオヤ・イノウエ対ジョンリエル・カシメロだ」と注目。ヘビー級のメガバトルに続く、今年のボクシング界のハイライトとして、4月25日(日本時間26日)に予定されているWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の3団体統一戦に注目している。
ワイルダー―フューリー戦に続く注目カードにピックアップ
ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが22日(日本時間23日)、米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われ、挑戦者のタイソン・フューリー(英国)が王者デオンテイ・ワイルダー(米国)に7回1分39秒TKO勝利。ど迫力の乱打戦に世界が沸く中、米テレビ局は「2020年のハイライトはナオヤ・イノウエ対ジョンリエル・カシメロだ」と注目。ヘビー級のメガバトルに続く、今年のボクシング界のハイライトとして、4月25日(日本時間26日)に予定されているWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の3団体統一戦に注目している。
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「2020年のボクシング界のスケジュールはマイキー・ガルシア対ジェシー・バルガス、ナオヤ・イノウエ対ジョンリエル・カシメロ戦がハイライトだ」と特集したのは米テレビ局「CBSスポーツ」だった。
「ボクシング界は序盤に何試合かのビッグバウトが行われ、2020年に最高の滑り出しを見せた。2月にWBCヘビー級の王冠をかけたタイソン・フューリーのデオンテイ・ワイルダー相手の決定的なTKO勝利以上のものは存在していない」
フューリーのリベンジ勝利を今季序盤戦最大のメガバトルと評価する一方で、記事では「ナオヤ・イノウエやシャクール・スティーブンソンのようなライジングスターの次戦もカレンダーに入っている」と指摘。WBO世界スーパーフェザー級王者スティーブンソンとともに、聖地ラスベガス初上陸となるモンスターの3団体統一戦も2020年のハイライトとしてピックアップしている。
井上は昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝の元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)は海外の各メディアなどで2019年度の年間最高試合に選出されたばかり。米国ではスポーツ専門局「ESPN」で生中継される予定の3団体統一戦だが、現地でもモンスター上陸戦はヘビー級頂上決戦に続くハイライトとして期待を集めている。
(THE ANSWER編集部)