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八村塁にとって「最高の試合」 ウィザーズHC絶賛のワケ「奇妙に聞こえるだろうが…」

米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは24日(日本時間25日)、本拠地でバックスと対戦。現在リーグ勝率1位の相手に延長戦の末に134-137で敗北。オールスター明け後半戦3連敗となった。怪我からの復帰以降、8試合連続スタメン出場となった八村塁は自身最長となる46分間のプレーで、3試合連続での2桁得点となる12得点、4リバウンド、2アシストを記録した。

ウィザーズの八村塁(左)はバックスのヤニス・アデトクンボと今季初めてマッチアップした【写真:AP】
ウィザーズの八村塁(左)はバックスのヤニス・アデトクンボと今季初めてマッチアップした【写真:AP】

昨季MVPヤニス・アデトクンボ相手にディフェンス面で奮闘

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは24日(日本時間25日)、本拠地でバックスと対戦。現在リーグ勝率1位の相手に延長戦の末に134-137で敗北。オールスター明け後半戦3連敗となった。怪我からの復帰以降、8試合連続スタメン出場となった八村塁は自身最長となる46分間のプレーで、3試合連続での2桁得点となる12得点、4リバウンド、2アシストを記録した。

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 強豪を相手に八村はディフェンス面で奮闘した。昨季MVPのヤニス・アデトクンボと今季初めてマッチアップ。フィジカルなプレーに対してもディフェンス面でしっかりと脚を動かして対応。さらに昨年のFIBAワールドカップでも対峙したアーサン・イリヤソバとのマッチアップでも、粘り強いディフェンスでターンオーバーを誘発した。

 オフェンスこそ第1クォーター(Q)を無得点で終えるなど終始苦戦したものの、課題の一つとされているディフェンス面で好パフォーマンスを見せた八村について、ウィザーズのスコット・ブルックスヘッドコーチ(HC)は試合後の会見で「いい仕事をしたと思う」と称えた。アデトクンボと八村をマッチアップさせた理由について聞かれると、「単純にポジションの問題」としたうえで、次のように語った。

「ルイはたくさんの4番(パワーフォワード)をガードしてきたが、ヤニスよりも優れた選手はいない。昨季MVPだし、2年連続もありうる。ルイはいい仕事をしたと思う。でも全員でやったことだ。ヤニスがボールを持った時は、5人全員で彼をガードしなければいけない。でないと、ヤニスは彼のフィジカル的な強さや素早さ、フィニッシュ力やパス力で相手を負かす力を持っている。だから我々は今日いい仕事をしたと思う。ファウルトラブルも誘い、オープンにもさせなかった。しかし彼はその中でもいいプレーをしたし、相手はその中でもシュートを決めてきた」

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