プレーオフ進出へ、ウィザーズHCを悩ます“センター事情”「方法見つけなければ…」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは21日(日本時間22日)、本拠地でキャバリアーズと対戦。オールスター明け後半戦初戦に108-113で逆転負けを喫し、今季初の3連勝を逃した。怪我からの復帰以降、6試合連続スタメン出場となった八村塁は17得点、7リバウンド、3アシスト、2スティールを記録した。試合後、ウィザーズのスコット・ブルックスヘッドコーチ(HC)はトーマス・ブライアントが復帰したセンターポジションの課題について語った。
トーマス・ブライアントの復帰でセンターが3人に
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは21日(日本時間22日)、本拠地でキャバリアーズと対戦。オールスター明け後半戦初戦に108-113で逆転負けを喫し、今季初の3連勝を逃した。怪我からの復帰以降、6試合連続スタメン出場となった八村塁は17得点、7リバウンド、3アシスト、2スティールを記録した。試合後、ウィザーズのスコット・ブルックスヘッドコーチ(HC)はトーマス・ブライアントが復帰したセンターポジションの課題について語った。
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プレーオフ進出に向け、手痛い敗戦を喫したウィザーズ。負傷者が戻ってきたチームは駒が揃ったものの、この試合では勝負所の第4Qでコートを広く使えず、攻撃に手詰まり感が見受けられた。その原因の一つはブライアントの復帰によって3人が名を連ねたセンターのローテーションにあったかもしれない。
試合後の会見でセンターのローテーションについて聞かれたブルックHCは「3人で回すのは難しい。3人ともプレーさせようと試みたが、全員プレータイムの制限があった」と苦心したことを明かし、こう続けた。
「我々がうまくやらなければいけないポイント。方法を見つけなければいけないが、間違いなく難しい。ローテーションを管理できなければいけない。イアン(・マヒンミ)はタフなコールを受けたけど、ファウルトラブルがある。オフェンス面で我々が特段悪かったとは思わないし、シュートを決められなかったとも思わない。その原因がセンター3人のローテーションにあったとは思わないが、より良いローテーションを組んで、ゲームの流れを作る方法を見つけなければいけない。当分こんな感じだろう」
指揮官はセンターのローテーションが勝敗を分けたポイントの一つであることは否定。しかし、ブライアントと息の合ったコンビネーションを見せる、エースのビールを活かすためにも重要な課題だ。健康な選手がそろったことで、今度は「誰をどのように起用するか」という悩みに直面するウィザーズ。その筆頭ポジションとしてセンターをどのように管理していくか。指揮官の腕の見せ所だ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)