井上尚弥に完敗「彼はこの階級でベストだ」 ニエベスが今、明かす“あの衝撃”
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で華々しい6回TKO勝ちを収めた24歳は海を越え、圧倒的な強さを見せつけた。実際にリングで対峙した同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)は井上の「モンスター」という異名通りの衝撃的な強さを改めて振り返っている。
井上の米デビュー戦でKO負け…ニエベスがモンスター最強説「イノウエは偉大な王者だ」
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で華々しい6回TKO勝ちを収めた24歳は海を越え、圧倒的な強さを見せつけた。実際にリングで対峙した同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)は井上の「モンスター」という異名通りの衝撃的な強さを改めて振り返っている。
「the Monster ナオヤ・イノウエと戦うとは、どういうものかということ」
このタイトルで特集したのは、英ボクシング専門誌「ボクシンングニュース」電子版だった。モンスターに挑み、敗れ去ったニエベスが衝撃の一戦を改めて振り返っている。
「確かに僕は6ラウンドまで戦った。まだやれたけど、僕の陣営は止めるべきだと感じた。あのファイトは自分たちの思うようにいかなかったけど、心配しないでほしい。僕はまだ戻ってくる」と悔しさを滲ませたニエベスだが、怪物の強さは素直に認めている。
「イノウエは偉大なチャンピオンだ。彼は速い。この階級で偉大なパワーの持ち主だ。そして、正確なパンチャーでもある」
強さ、スピード、正確性、全てが一級品だと認めたニエベスは、5回に井上の左フックをボディに被弾。あまりの強烈さから苦悶の表情を浮かべ、ダウンを余儀なくされた。この一撃が井上の強さを際立たせる格好になったという。