井上尚弥は「この階級のスターになる」 英解説者がモンスター時代到来を予言
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王座で6度目の防衛を果たした井上尚弥(大橋)。注目は次戦のマッチメークに注がれているが、IBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)、WBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、元WBC王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)ら実力者揃いの軽量級で、英国の解説者は「イノウエはセンセーショナル」「この階級のスターになるだろう」と称賛している。海外ボクシング専門メディア「ワールドボクシングニュース」が報じている。
元プロボクサーの英解説者が「モンスター」を称賛「イノウエはセンセーショナル」
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王座で6度目の防衛を果たした井上尚弥(大橋)。注目は次戦のマッチメークに注がれているが、IBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)、WBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、元WBC王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)ら実力者揃いの軽量級で、英国の解説者は「イノウエはセンセーショナル」「この階級のスターになるだろう」と称賛している。海外ボクシング専門メディア「ワールドボクシングニュース」が報じている。
スーパーフライ級は「ロマゴン」こと、ニカラグアの英雄ゴンザレスが今月、リベンジを期して挑んだリマッチでソールンビサイに返り討ちに遭ったことで、パワーバランスが激変したという。
「最初の1戦目は僅差に思えた。どちらが勝ってもおかしくなかった。ゴンザレスは力強くフィニッシュしていた。第1ラウンドのダウンが痛手になったが、2試合目は彼が勝つと思った。敗北が彼を蘇らせると思った」
こう語ったのは英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説者を務めている元プロボクサーのスペンサー・オリバー氏だった。だが、ゴンザレスにはKO負けという悲運が待ち受けていた。
「私だけではない。誰にも驚きだった。まだ戦えるかもしれないが、すでに峠を過ぎたファイターだ。正直、言えば終わったかもしれない。3戦前には彼のことをパウンド・フォー・パウンドで最強という話題をしていたのに」