13歳ワリエワが“天才3人娘”との比較論に言及 「彼女たちと比べてはいけない」ワケ
故障も完治、今後もフル回転「まずはシーズンを終えて、その後に休みます」
それでも、聞き手から合計238得点について「とても容易ならない点数です。トルソワ、シェルバコワ、コストルナヤのレベルです」と振られても「彼女たちとは比べてはいけません。シニアとジュニアのプログラムは異なっています」とキッパリ。「シニアではもう一つエレメンツがあります、例えばスパイラルとか。すべてにおいて異なった具合にジャッジされます」と言い切った。
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すると「つまり、あなたの得点は伸びるだけということ?」と問われたワリエワは「シニアではもっとプレッシャーがあります。しかし、それはジュニアでも存在します」と答えた。ワリエワは昨年12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルで故障を抱えていたが、完治しているようだ。
コンディションについては「2か月で足はほとんど治りました。痛みがないので4回転トウループに入るのがより楽になりました」と語ったワリエワ。大会後はゆっくりするか問われても「1か月も経たないうちにジュニアの世界選手権があるし、ロシア杯のファイナルもあります。まずはシーズンを終えて、その後に休みます」とフル回転を誓っていた。
周囲は早くも、偉大な“天才3人娘”との比較論が浮上しているが、あくまでジュニアとシニアは別物としてとらえ、浮かれる素振りを見せなかったワリエワ。22年北京五輪候補として母国では注目を浴びているが、まずは自分自身だけを見つめ、さらなる成長を追い求めていく。
(THE ANSWER編集部)