紀平梨花、4回転回避も連覇達成 貫禄の232.34点、ミス出ても後半怒涛の追い上げ
フィギュアスケートの4大陸選手権は8日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が151.16点、合計232.34点をマークし、男女通じて初の大会連覇を達成した。
4大陸選手権女子フリー
フィギュアスケートの4大陸選手権は8日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が151.16点、合計232.34点をマークし、男女通じて初の大会連覇を達成した。
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深いグリーンの衣装に身を包んで登場した紀平。注目された冒頭は4回転ではなく、3回転サルコーを綺麗に決めた。しかし、続く3回転アクセルが抜けるミス。以降は3回転ルッツを決めて盛り返すと、3回転アクセル―2回転トウループは成功させた。さらに3回転フリップ―3回転トウループ―2回転トウループなど後半は怒涛のリカバリーを見せ、滑り終えると、小さく一つ頷いた。
得点はフリーも1位となる151.16点で男女通じて初の連覇を達成した。2位は合計223.23点をマークした地元の15歳ユ・ヨン(韓国)、3位は222.97点を記録したブレイディ・テネル(米国)が入った。
樋口新葉(明大)は207.46点で4位、坂本花織(シスメックス)は202.79点で5位だった。
(THE ANSWER編集部)