羽生結弦、衝撃世界新に憧れのウィアー氏も絶賛「まるで魔術だ」「ユヅルはキング」
フィギュアスケートの4大陸選手権は7日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が世界歴代最高得点となる111.82点をマークし、首位発進。2年ぶりに披露した名プログラム「バラード第1番」で衝撃の演技を披露したが、羽生が憧れる名手ジョニー・ウィアー氏は「まるで魔術だ」「ユヅルはキング」と絶賛した。
世界最高得点の演技に反応「ユヅル・ハニュウはキングだ」
フィギュアスケートの4大陸選手権は7日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が世界歴代最高得点となる111.82点をマークし、首位発進。2年ぶりに披露した名プログラム「バラード第1番」で衝撃の演技を披露したが、羽生が憧れる名手ジョニー・ウィアー氏は「まるで魔術だ」「ユヅルはキング」と絶賛した。
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憧れの名手も息を呑む演技だった。リンクに響くピアノの旋律、「バラード第1番」のメロディーとともに羽生は滑り出す。冒頭の4回転サルコーを完璧に決めると、4回転―3回転の連続トウループに着氷。ステップ、スピンもオールレベル4を獲得する質の高い演技を披露し、後半の3回転ジャンプも抜群の高さで決めた。
割れんばかりの大歓声が降り注ぎ、リンクはすぐさまプーさんの海と化した。あまりの量に羽生自ら拾い集め、次のジェイソン・ブラウン(米国)がスムーズにリンクに入れるように配慮も見せた。キス・アンド・クライに移り、得点を待つ。表示されたのは「111.82」。文句なしの世界歴代最高得点となった。
海外メディアでも高く評価された演技だったが、五輪2大会入賞のウィアー氏も反応。「ユヅル・ハニュウはキングだ。4大陸選手権のショートプログラムで世界新記録を樹立。まるで魔術だ」と自身のツイッターで手放しで称えた。
羽生にとっては、昨季からウィアー氏がかつて演じた「秋によせて」をプログラムに選び、演じてきたほど憧れの存在だ。そんな名手からも絶賛された演技でSP首位発進を決めた。ジュニア&シニアの主要国際大会を総なめにする男子初「スーパースラム」達成へ、勢いがついたことは間違いないだろう。
(THE ANSWER編集部)