メドベージェワ、漂う女王の貫録 37点差V発進で米賛辞「別格のスケートを誇示」
フィギュアスケートのオンドレイ・ネペラ杯は23日(日本時間24日)、女子ショートプログラム(SP)首位の世界女王、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が146.72点をマークし、合計226.72点で圧勝。貫禄のシーズンV発進に対し、米メディアは「別格のスケートを誇示」と報じている。日本の本郷理華(邦和スポーツランド)は合計189.98点で2位に入った。
今季初戦で圧勝…米メディア称賛「自身を大会の団体から切り離した」
フィギュアスケートのオンドレイ・ネペラ杯は23日(日本時間24日)、女子ショートプログラム(SP)首位の世界女王、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が146.72点をマークし、合計226.72点で圧勝。貫禄のシーズンV発進に対し、米メディアは「別格のスケートを誇示」と報じている。日本の本郷理華(邦和スポーツランド)は合計189.98点で2位に入った。
世界選手権2連覇中の絶対女王が貫禄のV発進を決めた。メドベージェワはフリーでもトップの得点をマーク。2位の本郷に約37点差をつける合計226.72点の高得点で表彰台の真ん中に立った。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「メドベージェワがオンドレイ・ネペラ杯の氷上で圧勝」と見出しを打って特集した。「今季初タイトルとともに、別格のスケートを誇示」と記し、「世界選手権2連覇中の女王は合計226.72点で自身を大会の団体から切り離した」と圧勝ぶりを称賛。また、本郷はSP、フリーともに2位に入ったことも伝えている。
メドベージェワは4月の世界国別対抗戦でSP、フリー、合計のすべてで世界歴代最高得点を更新。圧倒的な実力を誇り、平昌五輪のV大本命と目されている。米NBCスポーツは「金メダルの最大の競争相手」として15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)とともに日本の本田真凜(関大高)を挙げていたが、女王はシーズン初戦から貫禄を見せつけた格好だ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer