イングランドを破ったフランスFBのスーパーキックが大反響

　ラグビーの6か国対抗戦（シックスネーションズ）が先週末に開幕。現地時間2日にはフランスがワールドカップ（W杯）日本大会、準優勝のイングランドを24-17で破り、白星発進を決めた。注目を対決を勝利で飾ったフランスだが、注目を集めていた衝撃のビッグプレーがあった。現地記者が公開した動画が60万回以上再生されるなど、驚きが広がっている。

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　2023年、地元開催のW杯へ向けて若手中心のメンバーで強化を図るフランスと、W杯で準優勝したイングランドの注目対決。ビッグプレーが飛び出したのは前半26分だった。自陣5メートルライン付近で、パスを受けたフランスのFBアンソニー・ブティエは躊躇せずにけり出した。

　ボールは大きな放物線を描いて敵陣方向へ。どんどん飛距離を伸ばしていく。自陣で備えていたイングランド守備陣の頭上を遥かに超えて、ノーバウンドで30メートル付近に着弾すると、弾んだボールがイングランド陣内の22メートルラインを超えて、10メートル付近でタッチラインを割った。味方のピンチを一転、チャンスに変える。圧巻の90メートルキックだった。

　この一部始終を動画付きで公開しているのは、ウエールズメディア「ウェールズオンライン」のベン・ジェームス記者だった。自身のツイッターで「とんでもないキックだ」と記して投稿すると、動画の再生回数が66万回を超える大反響。海外ファンから驚きの声が続出している。