チェン、インフル明けで32年ぶり全米V4 驚異的高さの4回転に米公式「ロケットマン」
フィギュアスケートの全米選手権は26日(日本時間27日)、男子フリーが行われ、ネイサン・チェンが216.04点をマークし、合計330.17点で4連覇を達成した。同25日のショートプログラム(SP)は国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、世界最高得点となる114.13点で首位発進。全米フィギュア協会公式ツイッターは驚異的な高さの4回転サルコーの動画を公開している。
全米選手権330.17点で4連覇、病み上がりで「1週間だけトレーニング」
フィギュアスケートの全米選手権は26日(日本時間27日)、男子フリーが行われ、ネイサン・チェンが216.04点をマークし、合計330.17点で4連覇を達成した。同25日のショートプログラム(SP)は国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、世界最高得点となる114.13点で首位発進。全米フィギュア協会公式ツイッターは驚異的な高さの4回転サルコーの動画を公開している。
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体調不良だったことが信じられない。チェンは冒頭で4回転フリップ―3回転トーループに成功。以降も次々とジャンプを決めると、高さのある4回転サルコーも成功させた。会場からは歓声が響く。世界王者が異次元のパフォーマンスを見せつけた。
全米フィギュア協会公式ツイッターは「ロケットマン」と今季のフリーを紹介するとともに、驚異的な高さで決めた4回転サルコーの動画を公開した。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「力を見せつけ全米選手権4連覇」と見出しでチェンの活躍を称賛。さらにこう記している。
「インフルエンザから回復後、1週間だけトレーニングを行ったチェンは、いつも通りの傑出したパフォーマンスを披露。1988年にボイタノ氏が達成して以来、全米選手権を4連覇した最初のスケーターとなった」