フューリーがワイルダーに“奇策” 米番組でまさかの褒め殺し「お前は俺をほぼKOした」
ボクシングで2月22日に“世紀の再戦”を迎えるヘビー級元世界3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)が対戦相手のWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)とそろって米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の番組に出演。対談に応じ、まさかの褒め殺しに出た。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」が伝えている。
そろって出演した番組で不可解コメント「彼はヘビー級史上最も偉大なKOパンチャー」
ボクシングで2月22日に“世紀の再戦”を迎えるヘビー級元世界3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)が対戦相手のWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)とそろって米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の番組に出演。対談に応じ、まさかの褒め殺しに出た。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」が伝えている。
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これまで散々挑発していたフューリーが、宿敵ワイルダーにまさかの褒め殺しに出た。26日(日本時間27日)に放送されたニュース番組にそろって出演し、対談を実施した。
その席でフューリーは「数字は嘘つかない。そして、この男のKO率が示すように、彼はヘビー級の歴史上最も偉大なノックアウトパンチャーなんだ」と相手に敬意を払ったという。
43戦42勝(41KO)1引き分けと驚異のKO率を誇る“爆撃機”に対して「俺はこの男が嫌いだが(実力は)素晴らしい。俺は今まで全員をKOしてきたヤツと戦ったことはなかった。お前は俺をほぼKOしたよな? 確かにデオンテイはアメージングなパワーを持っているんだ」と引き分けに終わった18年12月の対戦を振り返りながら、褒めちぎった。
試合については「俺はまだ(2ラウンドで勝つという)考えを変えていない」と勝利を譲らない構えを示したが、これまでの散々な挑発ぶりとは一変した様子だ。