井上尚弥、海外で未だ根強い“ネリ戦待望論” 米メディア「実現に複数の説得力ある」
「イノウエ対ネリの実現は複数の観点から説得力のあるものだ」と主張
しかし、一方で「これまでイノウエはメキシコ人ルイス・ネリとまだ戦っていない」とも指摘。前WBC世界バンタム級王者であり、井上と同じ日本の山中慎介を破っているネリについて「イノウエ対ネリの実現は複数の観点から説得力のあるものだ」とし、その根拠を述べている。
「心理的に、両者のDNAの中には敵がいるなら倒したいという遺伝子が埋め込められているはずである。また、実現が難しいとされるこの試合を実現させることができる感覚も彼らのハートの中にはあるはずだ」
さらに「このマッチアップには個人的な意味合いも含まれている。ネリ陣営とイノウエ陣営の度重なる舌戦は一線を越える段階まで達しようとしているからだ」とも指摘。ネリの度重なる体重超過などのお騒がせに端を発して互いに挑発しており、もし対戦が実現すれば、井上を叩きのめすとネリ陣営が主張するまでに至った経緯を紹介している。
もちろん、昨年11月の体重超過による試合キャンセルにより、WBCランク圏外となったネリとの対戦は現実的なカードではないが、「もし実現したらどうなるのか」と夢を見たくなるマッチアップには違いないようだ。
(THE ANSWER編集部)