14歳リウは“大人の演技”で連覇へ挑戦 「4回転は1本に」…難度を下げる理由とは?
フィギュアスケートの全米選手権、女子ショートプログラム(SP)は23日(日本時間24日)に行われる。天才少女アリサ・リウは13歳で臨んだ昨年大会ではSP、フリーで3度の3回転アクセルを成功させ優勝。長野五輪金メダリストのタラ・リピンスキーが作った14歳の記録を上回る快挙は大きなインパクトを残した。今大会はフリーで4回転ルッツを1度跳ぶ予定だが、リスクを冒さずに大人の演技で連覇に挑むという。地元紙「ロサンゼルスタイムズ」が報じている。
昨年3度の3Aを決めて史上最年少V、連覇かける意気込みは
フィギュアスケートの全米選手権、女子ショートプログラム(SP)は23日(日本時間24日)に行われる。天才少女アリサ・リウは13歳で臨んだ昨年大会ではSP、フリーで3度の3回転アクセルを成功させ優勝。長野五輪金メダリストのタラ・リピンスキーが作った14歳の記録を上回る快挙は大きなインパクトを残した。今大会はフリーで4回転ルッツを1度跳ぶ予定だが、リスクを冒さずに大人の演技で連覇に挑むという。地元紙「ロサンゼルスタイムズ」が報じている。
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衝撃の最年少Vから1年、14歳となったリウは今大会ディフェンディングチャンピオンとして臨む。記事では「昨年、国際大会では初めて3度のトリプルアクセルを完璧に決め、わずか13歳で最年少の全米女子チャンピオンとなったリウ。彼女は、プログラムになるべく難しい部分を配して臨む考えがあるようだ」として、今大会ではやや難度を下げて連覇に挑む予定だ。
12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナル、SPで首位に立ったリウはフリーで3回転アクセル2本と、4回転ルッツ2本を跳ぶ超難度構成に挑んだが、どちらもジャンプの着氷に失敗。カミラ・ワリエワ(ロシア)に逆転を許し2位となった。
記事によると、当時リウは「4回転は1回にするべきだった。でも、楽しみたいから2回跳ぼうと思ったの」と振り返っていたという。