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42勝41KOの怪物ワイルダー、伝説の“一撃失神KO”を米復刻 衝撃再燃「殺し屋だ」

ボクシングのWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は2月22日に元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”を迎える。43戦42勝(41KO)1分けで驚異のKO勝率98%を誇るKOモンスターの歴史的一戦へ向け、米興行大手「PBC」は16日(日本時間17日)、4年前のこの日の試合で「ワイルダー史上最高KO」の一つとされる衝撃の“失神KO”を動画付きで公開。「殺し屋だ」「今まで見た最高におっかないKOの一つだ」などと反響が相次ぎ、決戦を前にファンを盛り上げている。

デオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】
デオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】

4年前のこの日に演じた衝撃KOをPBC公開「キャリアの中で最も強烈な一発」

 ボクシングのWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は2月22日に元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との“世紀の再戦”を迎える。43戦42勝(41KO)1分けで驚異のKO勝率98%を誇るKOモンスターの歴史的一戦へ向け、米興行大手「PBC」は16日(日本時間17日)、4年前のこの日の試合で「ワイルダー史上最高KO」の一つとされる衝撃の“失神KO”を動画付きで公開。「殺し屋だ」「今まで見た最高におっかないKOの一つだ」などと反響が相次ぎ、決戦を前にファンを盛り上げている。

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 これがワイルダーという男だ。2016年1月16日に行われたWBC世界ヘビー級王座の3度目の防衛をかけた当時同級8位のアルツール・スピルカ戦。30歳のワイルダーは試合は押される展開だったが、迎えた9回に衝撃が訪れた。コーナーを背にしたワイルダーが牙を剥いた。豪快な左フックを交わすと、ショートカウンターで右ストレートで左頬を打ち抜いた。

 すると、次の瞬間だ。スピルカの巨体は意思を失ったように膝から崩れ、仰向けで頭を打ち付けるようにしてリングに卒倒。大の字になった顔に生気はなく、完全に失神していた。会場のバークレイズ・センターは騒然となり、そんな中でワイルダーは右拳を上げ、「これが俺の実力だ」と言わんばかりのドヤ顔を決めていた。

 当時、世界のボクシング界を驚かせた失神KO。ちょうど4年が経ったこの日、PBC公式ツイッターは「4年前の今日、ブロンズボンバー(ワイルダーの愛称)が彼のキャリアの中でも最も強烈な一発を見舞った。アルトゥール・シュピルカ相手に9ラウンドのKO劇」と紹介し、その怪物が2月22日にフューリー戦に臨むことをPRした。

 色あせることのない衝撃シーン。目の当たりにした米ファンも「最高、フューリー戦が待てない!」「殺し屋だ」「今まで見てきた中でも最高におっかないKOの一つだよ」「なんてこった」「信じられない!」などとコメントを寄せ、当時の興奮が甦ってきているようだった。世界が注目する「2.22」でもフューリー相手にKOを演じられるか、大注目の一戦だ。

(THE ANSWER編集部)

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