ウィザーズのエース、ビールが復帰戦で25得点 敗戦も手応え「最大の収穫は…」
怪我人復帰でチーム再編成へ、ベルターンズは「少し時間がかかる」
「(後半は)オフェンスとディフェンス両面で、前半と比べて積極性を欠いた。ターンオーバーなど、自分たちでコントロールできる部分で失敗を犯してしまった。シュートセレクションについてもそうだ。ペースを落としてしまったようなところがあるし、ディフェンス面でも連携できなかった」
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ウィザーズはこの日、左手首の負傷で今季絶望となっていたCJ・マイルズを放出。2ウェイ契約を結んでいたアンジェス・パセチニクスと本契約を結び、4日のナゲッツ戦後に放出したジョナサン・ウィリアムズと2ウェイ契約を結んだ。さらにビールをはじめとする主力級の選手たちが復帰したことで、チームの再編成が必要な状況にある。
この状況について、デイビス・ベルターンズは「常に適応する必要がある」と適応力の重要性を強調。その上で、敗戦を喫したものの、この試合のパフォーマンスについては「悪くない」と前向きな姿勢を示した。
「過去9、10試合でボールに多く触った選手が今は、怪我人の復帰によって少ないタッチ数になる。常に適応が必要。全体的に見て、我々は今日悪くないプレーをしたと思う。もちろんより良いパフォーマンスができたけれどね。怪我人が復帰してからチームを再編成するのには、少し時間がかかるだろう」
八村も軽いトレーニングを再開するなど、主力が戻ってきつつあるウィザーズ。エースがいない状況で、ヒートやセルティックスにアップセットを演じるなどチーム状況が上向いていただけに、ここからどのようなローテーションを組んでいくか、スコット・ブルックHCにとって腕の見せ所となりそうだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)