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井上尚弥は“26歳世界No.1” ESPN「年齢別最強ボクサー」で選出「PFP最強の中で…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たしたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。米スポーツ専門局「ESPN」は年齢別の最強ボクサーを格付けする企画を行い、20歳から30歳部門を発表。無敵のモンスターが日本人で唯一選出を果たした。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

年齢別で最強ボクサーを格付けする特集を掲載、26歳で井上が1位に

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たしたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。米スポーツ専門局「ESPN」は年齢別の最強ボクサーを格付けする企画を行い、20歳から30歳部門を発表。無敵のモンスターが日本人で唯一選出を果たした。

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「年齢で最強ボクサーを格付けする、20歳から30歳」という興味深い企画では、同局の名物コラムニストのダン・ラファエル記者とスティーブ・キム記者が年齢別の最強ボクサーを選出。26歳部門で井上が選出された。

 特集では「日本のスターは世界のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最強のファイターの中でも際立つ万能のタレントの持ち主だ。パワー、スピード、技術的な能力を持つ。そして、彼は今や注目の存在となった。イノウエは3階級を制覇した。ライトフライ、スーパーフライ、バンタム級。いともたやすく成し遂げた」と世界的な注目株となったモンスターを称賛した。

 WBSS制覇の偉業についても注目。「フアン・カルロス・パヤノを叩きのめし、2回戦ではエマヌエル・ロドリゲスを破壊し、またしてもベルトを獲得。そして、眼窩底と鼻骨骨折を抱えながら戦い抜き、未来の殿堂入り選手ノニト・ドネアの厳しい挑戦をはねのけた。11月7日に行われた2019年の年間最高試合でベルトを統一した」と伝説となったWBSSの3試合を振り返った。

 米トップランク社と共同プロモート契約を結んだ井上。「トップランクとの契約で米国で定期的なファイトをもたらすだろう。待ちわびた春の復帰でスタートする」と期待値の高さが紹介された。26歳部門では元スーパーライト級世界王者のイバン・バランチェク、元クルーザー級世界王者のムラト・ガジエフのロシア勢が次点に選ばれた。

 なお、日本人選手では井上の弟、拓真(大橋)が23歳部門の次点に、3階級制覇王者の田中恒成(畑中)が24歳の次点に、4階級制覇王者の井岡一翔(Reason大貴)が30歳部門の次点にそれぞれ選ばれている。

(THE ANSWER編集部)


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