井上尚弥を早くもけん制!? カシメロ陣営が“口撃”「いいファイトになる、しかし…」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。来年4月に米ラスベガスで予定される次戦の有力候補に浮上しているWBO王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)陣営は早くも再三に渡る挑発を繰り返しているが、新たにフィジカルトレーナーが「イノウエはカシメロ戦を求めているようには私には思えない」とけん制。すでに交渉に突入していると報じられている3団体統一戦に刺激を与えている。
新トレーナー・エルナンデス氏が井上戦に向けて言及
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。今年4月に米ラスベガスで予定される次戦の有力候補に浮上しているWBO王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)陣営は早くも再三に渡る挑発を繰り返しているが、新たにフィジカルトレーナーが「イノウエはカシメロ戦を求めているようには私には思えない」とけん制。すでに交渉に突入していると報じられている3団体統一戦に刺激を与えている。
昨年11月のWBO団体内統一戦で“11秒KO男”の正規王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)を3回TKOで破ったカシメロ。試合直後には「イノウエ、出てこいや。俺と戦え」と宣戦布告した新王者は、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の興行会社「MPプロモーションズ」に所属。プロモーターを務めるショーン・ギボンズ氏は再三に渡り、井上を挑発していた。
「ノニト・ドネアはイノウエの数多くの弱点を示した。イノウエはオフェンス的に偉大なファイターだが、ディフェンスは穴だらけだ」「カシメロはイノウエをKOできる。私の家を賭けてもいい」
などと言いたい放題だが、新たにフィジカルトレーナーを担当するメキシコ人のアンヘル・ギジェルモ・エレディア・エルナンデス氏もツイッターで“参戦”した。
「チーム・カシメロは6年間無敗のまま、テテをKOで倒してWBO世界王者になった。コンディション作りを全て託して、私のトレーニングメソッドに信頼を寄せてくれたショーン・ギボンズ、マニー・パッキャオに感謝したい」