井上尚弥、本場・米国で高まる評価 世界王者の気鋭トレーナーが「2019年MVP」選出
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たした。2019年の主役の一人として存在感を示したモンスターに対し、本場米国の気鋭のトレーナー、スティーブン・エドワーズ氏も「年間最優秀選手はカネロとモンスターイノウエ」と断言している。
世界スーパーウェルター級2団体王者ウィリアムスのトレーナーが高く評価
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たした。2019年の主役の一人として存在感を示したモンスターに対し、本場米国の気鋭のトレーナー、スティーブン・エドワーズ氏も「年間最優秀選手はカネロとモンスターイノウエ」と断言している。
モンスターは2019年のボクシング界の主役の1人だった。海外メディアの年間表彰で「Inoue Naoya」の名前は随所に登場。米専門誌「リング」、米「ヤフースポーツ」、米スポーツ専門局「ESPN」などは、ノニト・ドネア(フィリピン)とのWBSS決勝戦は年間最高試合に選出していた。
それだけではなく、井上を年間MVPに推す声も上がった。WBA、IBF世界スーパーウェルター級王者ジュリアン・ウィリアムス(米国)のトレーナーを務めるスティーブン・エドワーズ氏だ。現役トレーナーながら米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」でコラムを執筆する理論派は、読者からの年間最優秀選手、年間最高試合、最優秀トレーナー、過去10年間の最優秀選手についての質問を受けた。
するとエドワーズ氏は2部門で「Inoue」の名を挙げている。年間最優秀選手については「カネロとモンスターイノウエ」と2人の受賞を主張。年間最高試合についても井上対ドネアのWBSS頂上決戦を選んでいる。
米トップランク社と共同プロモート契約を結び、今年は2試合米国で行う契約を結んでいるモンスター。ボクシングの本場米国への本格上陸を前に、現地のトレーナーからも絶大な実力者とお墨付きを手にしている。
(THE ANSWER編集部)