子どもが「給食を食べているから安心」は危険 不足する栄養素も…あくまで1日3食のうちの一食で
スポーツをする子どもにとっては「運動前の栄養補給」に重要な役割
最後に、スポーツを行うお子さんは、平日の練習やトレーニングは放課後や学校終了後に行うことがほとんどです。つまり、給食は「運動前の栄養補給」としての重要な役割も持っています。
動くためのエネルギーやそれを回すビタミン、汗で失われるミネラルの補給など、運動をするために必要な栄養素を給食で摂る必要があります。つまり、給食が練習のパフォーマンスを左右すると言っても過言ではありません。
「大きくなれるように、強くなれるように、給食もしっかり食べようね」と、子どもとの会話のなかで、さり気なく促してあげることも大切です。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)