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みかんの“白いすじ”は食べる方がいい? 冬の冷え性対策、小学生は女子の“痩せ願望”に懸念

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。今回は「冬の冷え性対策」について。

今回は「冬の冷え性対策」について【写真:写真AC】
今回は「冬の冷え性対策」について【写真:写真AC】

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第46回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。今回は「冬の冷え性対策」について。

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 手足が冷たくなったり、ブルッと震えがきたり。「冷え」という症状は女性に多いイメージがありますが、スポーツの現場では男性選手からもよく、冷えの悩みを相談されます。

 エネルギーいっぱいの子どもたちも、真冬になるとさむさで手足がかじかみます。練習や試合前はしっかりとウォーミングアップを行うと思いますが、移動中や待機時間、アップ後に体が温まるまでは、別途、体を冷やさない工夫も必要です。

 そこで、体が冷えているときに温めて欲しい部位と、体を内側から温めるのに有効な飲み物についてお話ししましょう。

 冬場はグラウンドコートやウィンドブレーカーなど、防寒や防風のための上着を着られると思いますが、さらに「温めるべき部位」をしっかり温めましょう。以下、2つの部位を温めると、ポカポカ効果がグンと上がります。

【温めポイント<1> 足首】

 足首の内側には血流を促し、体を温めるツボがあります。体が温まるまでは、靴下の上からレッグウォーマーを重ね履きするとよいでしょう。
レッグウォーマーは、冷えが強く、就寝時に足が冷たくて眠れないお子さんにもおすすめです。

【温めポイント<2> 首】

 首は太い血管が表面に走っていますので、温められた血液が全身をめぐり効率よく体温を保つことができます。体が冷えている間は、ネックウォーマーをつけましょう。最近では100円均一ショップでも手に入ります。

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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