食べ過ぎな子どもの肥満が心配 正しい体重管理、真っ先に「食べる量を減らす」はNG
「箸置き」を使ってみるのも手
「量」よりも先に「質」を考えるのは、大人のアスリートも一緒です。
体は入ってきたエネルギー量で、生きていかなければならないと反応します。
「エネルギー量が足りない」と体が察知すれば、体内の様々な機能を少しずつ削り、「省エネ体質」になります。すると、例えば内臓機能が低下したり、骨や筋肉を合成する力も弱ったりする恐れがある。ですから、真っ先に食べる量を減らす方法は、避けてくださいね。
ちなみに、「よく噛んでゆっくり食べなさい」といっても、なかなか気持ちがせいでしまう、というお子様には、「箸置き」を使ってみるもの手。お子さんの好きな箸置きを一緒に買いに行き、「ここに箸を置きながら、ゆっくり食べようね」とお話しするといいですよ。
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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)