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プロテインはジュニア選手も必要? 判断目安は体重「使用は早くても小学校高学年」

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第19回は「サプリメント」について。

第19回のテーマは「サプリメント」について
第19回のテーマは「サプリメント」について

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第19回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第19回は「サプリメント」について。

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「子どももサプリメントは摂るべき? 摂らないほうがいい?」。これは、ジュニア選手(ジュニア~ユース世代)のご家族から非常によく聞かれる質問です。

 おそらく多くの方は「サプリメント」とは、プロテインやエネルギージェル、そして錠剤やタブレット、顆粒状のものを指すと考えられていると思いますが、サプリメントは法的な定義がなく、「栄養を補助する食品=健康食品」の中の一つと分類されます。

 スポーツ選手がサプリメントを摂る目的は大きく分けて2つ。一つは「食事から取れない栄養を補う」ため。食が細い、何らかのアレルギーがあるなど、食品から必要なエネルギー量や栄養が摂れない場合、栄養補助食品が必要になります。この場合、ジュニアの選手に対しても、必要に応じて適用します。

 例えば、カルシウムが不足しているジュニアの選手がいるとします。私の場合、最初に、最も効率がよくカルシウムが摂れる食品として「牛乳を飲みましょう」と提案します。もしアレルギーがある、味が苦手などの理由で「牛乳は飲めません」となった場合、次は「ヨーグルトやチーズはどう?」と、別の食品から少しでもカルシウムが摂れるものを探します。それらが全て「食べられない」となり、「間違いなくカルシウムが不足するな」となったときに初めて、タブレットや錠剤といった形のサプリメントを提案します。

 もう一つの目的は、サプリメントに含まれる成分に何らかの効果があり、それを期待して摂る場合です。これらのサプリメントは「エルゴジェニックエイド」といいます。例えば「クレアチン」。クレアチンはアミノ酸の一種ですが、タンパク質が足りないから摂るのではなく、クレアチンによる瞬発力アップを期待して摂ります。ほか、持久力のサポートを行うカフェインや、体脂肪にアプローチする成分として期待されるカテキンもエルゴジェニックエイドに分類されます。

 ジュニア選手に必要のないサプリメントは、このエルゴジェニックエイドです。

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士。江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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