スポーツをする子供は要注意 9月になると最も心配な「秋バテ」予防の3つのポイント
消化・吸収をサポートする野菜の力
3.「いたわり栄養素」で消化をサポート
秋バテになると内臓の働きが悪くなるので、食欲が低下します。そんなときは、胃腸を守り、消化・吸収をサポートする野菜の力を借りましょう。
まずは「ネバネバ系」食材。おくら、めかぶ、なめこ、納豆、やまいもなどの「ネバネバ系」には、胃腸を保護するペクチンなどの成分が含まれます。
そして肉や魚など消化に時間のかかるたんぱく質には、消化酵素を含む野菜を添えます。代表的な食材は、ジアスターゼを含む大根や、ビタミンU(別名、キャベジン)を含むキャベツ。天ぷらと一緒に大根おろしを食べる、とんかつに山盛りのきゃべつを添えるのは、栄養的に理にかなっているのです。
また、キウイフルーツやパイナップルにも、たんぱく質の分解を助ける消化酵素が含まれています。食後、なるべく時間を空けずにデザートとして食べると効果的ですよ。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)