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真面目なジュニア選手ほど摂らない水分 熱中症対策で簡単にできる「冷却法」とは

水分補給のポイントはとにかく「こまめに」

 さて、熱中症を予防する水分補給のポイントですが、とにかく「こまめに」水分を摂ることが重要です。

「こまめ」とは具体的にいうと、水分補給のガイドラインでは15分から30分間隔に1回としています。さすがに15分に1回だと練習の中断が多くなるので、約30分に1回の間隔での水分補給をおすすめします。

 特に小学生、そして中学、高校の1年生の選手たちは、熱中症を起こしやすいので注意が必要です。理由は、小学生の場合は、プレーに夢中になり水分補給を忘れやすいため。そして、中学・高校の低学年の選手は、先輩の目を気にする、あるいは緊張から、積極的に水分補給が出来ない恐れがあるためです。

 真面目な性格の選手ほど、水分を摂らない傾向があります。例えば30分に1回は練習を止めて水分を補給するなど、強制的にでも水分補給を促すのも手です。

 また、運動前のウォーターローディングも、熱中症予防に効果的です。

 これは、運動前に体中に水分を多めに入れておく方法。練習や試合前に、のどが渇いていなくても、コップ1杯程度の冷たい水分を摂ります。すると、急激に汗をかいたとしても、最初の水分補給までの間の熱中症のリスクを軽減できます。

 最近は10月でも30度を超える暑い日があります。秋も熱中症になる恐れは高いので、夏の盛りに限らず、継続して対策を行っていきましょう。

「THE ANSWER」お悩み相談室「Q&A」

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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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