ビジネスホテル朝食の健康的活用術 出張族を助ける、必ず食べるべき“3点セット”は?
“山盛りカレー”はOK? 「不足しているものをいかに補うか」がポイント
野菜を召し上がる方でも、意外と食べていないのが果物。実は体に必要な栄養が豊富だと知らない方が多いようです。果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、そして水分が豊富。さらに、今注目の抗酸化成分がギュッと詰まっています。野菜と果物は、食べた物をエネルギーに変換するスイッチのようなものです。意識して、どんどん食べてください。
さらにヨーグルトをプラスすることで、免疫力アップをサポート。私も出張時はいつも、「野菜・果物・ヨーグルト」を欠かしません。
その他は、前日に食べたものや、当日の食事の予定を考えながら、和食か洋食かにこだわらず、外食で不足しがちなものを中心にお皿に取ります。
ご飯やパンに肉や卵、魚を少量ずつ。ただ、お腹をいっぱいにするのではなく、不足しているものをいかに補うかが、料理を選ぶポイントです。また、せっかくの地方出張、地元ならではの料理が並んでいたら、それらを選んで「食事」も楽しみましょう。
特に男性は、朝からカレーや卵料理とソーセージを山盛り取る方をよく見かけます。もちろん、大好きなものを食べるのも心の栄養になるので、NGではありません。ただ、野菜や果物も、同じくらいの量を食べると良いですよ。
出張先でも、朝食だけは、不足しがちな栄養を補給できるチャンスです。1000円程度で朝食券を用意されているホテルが多いので、体調管理への投資だと思い、是非、朝食ビュッフェ付きのプランを予約してください。仕事のパフォーマンスが上がり、夜までエネルギッシュに動けますよ。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)