おやつは必ずしも“罪”じゃない? 働く大人がむしろ積極的にとっていいワケ
コンビニで買える「大人にピッタリ」のおやつは?
一品で色々な栄養が摂れて、しかも手軽なものといえば、コンビニやドラッグストアなどにズラリと並ぶ、グラノーラバー。ドライフルーツやナッツ、雑穀を使っているので食物繊維と糖質が摂れ、大人のおやつにピッタリです。
ナッツは大人に人気のおやつの一つ。ビタミン類や良質の油が摂れるので、私もよく食べています。1日に食べる適量は、手のひらに乗る程度。コンビニエンスストアなどで売っている小袋程度であれば、毎日食べても大丈夫。ただし、ナッツ類をおすすめしたい方は、あくまでも脂っこいものを食べ過ぎていないことが前提。とんかつや天ぷら、揚げ物といった油っこい食事を摂る日や、好きな人は、ナッツを選ぶと脂質の摂り過ぎになりますよ。
スイーツならば脂質が少なく、カロリー控えめの洋菓子より和菓子がおすすめ。もちろん、洋菓子は絶対にダメ、というわけではありません。おやつは心の栄養でもあります。好きなものを食べることで、楽しい気持ちになったり、リラックスできたりすることもとても大事。たまの楽しみにいただいたら、例えば夕飯をちょっと減らすなど、調整すればOKです。
おやつを摂るタイミングは、だいたい、食事の3~4時間後がベスト。「小腹がすいたな」と感じる頃合いですが、この感覚は実は脳が栄養を欲しているサインです。空腹の時間が長いと、体が枯渇し、食べたものをどんどん蓄えようとします。また、次の食事での「ドカ食い」の抑制にもなるので、「体によいおやつ」を賢く選んで食べてくださいね。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)