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SNSに動画投稿→3日後に契約 四国ILの元MVP・平間凜太郎が掴んだ海外再挑戦のチャンス

SNSで野球を続ける道がつながった。メキシコのウインターリーグに参加している平間凜太郎投手は、自身のインスタグラムに得意とする「ナイアガラカーブ」の動画を投稿してから、わずか3日後に契約がまとまった。「チャンスはどこに転がっているのか分からない」。インタビュー前編では、海外挑戦に至った経緯を紹介。自ら発信することの可能性を実感し、マウンドに上がっている。(取材・文=松本 行弘)

メキシコのウインターリーグで投げる平間凜太郎。1本の動画投稿からチャンスを掴んだ【写真:レッドデビルズ提供】
メキシコのウインターリーグで投げる平間凜太郎。1本の動画投稿からチャンスを掴んだ【写真:レッドデビルズ提供】

メキシコシティ・レッドデビルズ平間凜太郎インタビュー前編

 SNSで野球を続ける道がつながった。メキシコのウインターリーグに参加している平間凜太郎投手は、自身のインスタグラムに得意とする「ナイアガラカーブ」の動画を投稿してから、わずか3日後に契約がまとまった。「チャンスはどこに転がっているのか分からない」。インタビュー前編では、海外挑戦に至った経緯を紹介。自ら発信することの可能性を実感し、マウンドに上がっている。(取材・文=松本 行弘)

 ◇ ◇ ◇

 平間は9月下旬、4シーズン在籍した四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスを退団することを決めた。海外へ挑戦するためだ。

「四国で抑え、先発とやり切って、ここでこれ以上、何をしたらいいのかと思ったので」

 150キロ超のストレートと、大きく曲がるカーブ、フォークで三振を奪える右腕。1、2年目にセーブ王となり、日本プロ野球(NPB)の複数球団から調査があったものの、2年連続でドラフト指名から漏れた。3年目の2022年に海外も視野に入れ、代理人と契約して先発に転向。前期にリーグ最多の6勝、防御率1.60で優勝に貢献した後、オファーを受けたメキシカンリーグで最多優勝のメキシコシティ・レッドデビルズへ6月に入団した。そこでは1勝3敗。2か月足らずで高知へ戻ったが、後期も活躍し、途中離脱しながら最多勝と最優秀防御率で年間MVPとなった。

 4年目の2023年は故障もあって0勝3敗、防御率4.80。だが、8月には自己最速の154キロを計測し、「自分では限界だとまったく思っていなかった」。退団を決めたものの先の当てはない。「オーストラリアを探ってもらったが、上手くいかなかった。メキシコは1回失敗したから厳しい、と考えていた。不安で、もう野球が続けられないんじゃないかという気持ちでした」

 10月10日に高知県を離れ、練習拠点にする山梨県へ移動した。

「少し生活が落ち着いたので、どういったことがアピールになるだろうかと思った時に『ナイアガラカーブだ』と思って、進路の幅が少しでも広がればいいな、という気持ちで動画を投稿してみたんです」

 平間のカーブは、NPB投手の平均回転数が2500といわれる中、3000を超え、大きく曲がって落ちる。その決め球を10月14日夜にインスタグラムのリール動画で投稿した。翌15日朝、起きるとメキシコからダイレクトメッセージ(DM)が届いていた。昨年在籍したレッドデビルズの球団顧問、イヴァン・テラサスさんからだった。

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