谷田成吾の野球note「なぜ『由伸2世』といわれた私が26歳で球団代表になったのか」
球団を黒字化にするために必要なこと
徳島インディゴソックスが地方球団として成功するためには「より多くの人に愛される球団になること」が必要であると考えています。一例ですが、「野球が好きでもそうでなくても、幅広い層の方々が楽しめる試合を作っていくこと」「仕事終わりに寄っていただける場所になること」「休日家族の公園代わりに親子で寄れる場所になること」など、野球を詳しく知らなくても、その人の日々の生活に関われる存在になることが重要です。より多くの方の生活に関わることで、球団の存在価値を高めていきます。
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また、そのためにより多くの人を巻き込んでいくことも重要と考えています。赤字球団である徳島インディゴソックスは改革を行おうにも、最初の一歩を踏み出すのがとても困難な状況です。そこで、クラウドファンディングやオンラインサロンなどを行い、多くの野球や徳島を愛する方々の力を借りることで、新しいスタートを切りたいと考えています。
日本の独立リーグは徳島インディゴソックスに限らず、どこも厳しい環境に置かれていますが、多くの方の熱い思いが集れば大きく変わることができるのではないかと思います。より多くの方を巻き込み、「この徳島のプロ野球チーム運営に参加しているんですよね!」と言える方を一人でも多く増やすことが、解決の糸口になるはずです。
当面は既存のスポンサー様の挨拶回りに出向き、来年度の提案をさせていただきます。来年の開幕に向けた準備も同時に進め、地道に営業活動に励んでいきます。選手と同じく、球団もチャレンジする年。試合を見に来た人が楽しんでくれるような球場の雰囲気作りにチャレンジしていくので、ファンの皆さんに共感を頂き、ぜひ力を貸していただければと思っています。
私自身は徳島インディゴソックスに関わることで、日々の生活が楽しいものになることを証明するために、小さなことをコツコツ積み重ねていきます。もちろん、思い通りにならないことはたくさんあると思いますが、自分の想像する未来の徳島インディゴソックスに追いつくことが今から楽しみでなりません。
(徳島インディゴソックス球団代表・谷田 成吾 / Seigo Yada)