日本バスケ界の先進的クラブ BリーグおもてなしNo.1三河が3年目に記したカイゼン力
3年目のBリーグはアルバルク東京が2連覇で幕を閉じた。5月15日、今シーズン活躍したチームや選手を表彰する「B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-19」が開催され、シーホース三河はホームアリーナで最高のおもてなしをしたクラブに贈られる「ホスピタリティNO.1クラブ」に初選出された。
「ホスピタリティNO.1クラブ」に選ばれたシーホース三河3年目の変革
3年目のBリーグはアルバルク東京が2連覇で幕を閉じた。5月15日、今シーズン活躍したチームや選手を表彰する「B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-19」が開催され、シーホース三河はホームアリーナで最高のおもてなしをしたクラブに贈られる「ホスピタリティNO.1クラブ」に初選出された。
【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら
「チームが日本一を掲げるならば、フロントも日本一を目指さなければならない」
私が三河の取材を始めた1年半ほど前、「毎回テーマを変えてホームゲームを行うのは大変ですよね」と何気なく発したひと言に、あるフロントスタッフが返した言葉だ。
「人気のbjリーグ、実力のNBL」。Bリーグ開幕当初、企業チームとして活動してきた旧NBLチームは、早くからプロとして観客を楽しませることに努めてきた旧bjリーグチームに、演出やサービスの面で後れをとっていると言われてきた。
三河も例外ではない。前身であるアイシン精機時代から常に日本バスケ界を牽引してきたチームが魅せる質の高い試合。それと同レベルの感動をいかに試合以外で提供できるか。フロントスタッフは常にそれを意識しながら、「新たな取り組み、新たな演出、新たな座席の提供など、お客さまの視点に立ったカイゼンを行ってきた」(鈴木秀臣社長)。
カイゼンを重ね、チームより先にたどり着いた“日本一”。Bリーグの大河正明チェアマンも、「三河がホスピタリティNO.1クラブを受賞した意義は本当に大きい」とシーズン終了後のイベントで祝意を述べている。