宇野昌磨が小さく唸った質問「まだ分からないけど…」 全開ショー直後、記者に見せた微笑みの意味【Ice Brave 2】
フィギュアスケートの元世界王者・宇野昌磨さんがプロデュースするアイスショー「Ice Brave 2(アイスブレイブ2)」東京公演が16日まで、江戸川区スポーツランドで計4公演行われた。自身のほか本田真凜さん、本郷理華さんら計8人で90分間ノンストップの熱演。来年、追加で新横浜公演(1月30日~2月1日、KOSE新横浜スケートセンター)の開催も決まった。

アイスショー「Ice Brave 2」東京公演で熱演
フィギュアスケートの元世界王者・宇野昌磨さんがプロデュースするアイスショー「Ice Brave 2(アイスブレイブ2)」東京公演が16日まで、江戸川区スポーツランドで計4公演行われた。自身のほか本田真凜さん、本郷理華さんら計8人で90分間ノンストップの熱演。来年、追加で新横浜公演(1月30日~2月1日、KOSE新横浜スケートセンター)の開催も決まった。
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東京公演の期間中に宇野さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じ、「1」から進化を遂げたショーのポイント、自身の成長過程などを語った。
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オープニングからフルパワー。宇野さんが信条とする「今、この瞬間に全力を尽くす」が90分間に凝縮されたアイスショーだ。
「ボレロ」や「Gravity」など競技者時代に滑ってきた名プログラム、グループナンバーも力の限り演じた。緩める瞬間はMCでの和やかな時間くらい。仲間とともに、音楽ライブのような熱い空間を作り上げた。

「現役時代からいろんな取り組みをしてきて、その『集大成』の思いでこのショーを始めました。自分がどうやってスケートと向き合ってきたかを考えたときに、完璧を見せるというより『今、成長するために全力を尽くす』ことを心がけてきた。もちろん少しでも楽しんでいただくことが最優先ではありますが、その中で自分の“挑戦”にもずっとトライしていきたい思いはあります」
公演の見どころの一つ、本田さんとのカップルで演じるアイスダンスは“挑戦”の象徴でもある。
東京公演の初日はリフトに失敗する場面もあったが、フィナーレで再びチャレンジし美しく成功。「競技に出ても点数がもらえるように工夫している」と意識は高い。より難易度を上げたスピンにも挑んでいる。
やってみたからこそ、奥深さにも気づけた。「一人で滑る分にはいくらスピードを出そうが、遅くなろうが大丈夫。でも二人の演技になってくるので、僕だけが押しても、遅くてもダメ。一人じゃないからこそいろんな表現ができる。だからこそ難しさがある」。スケーターとしての新しい引き出しを作れつつある。
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