「こだわりながらもこだわらない」 X Gamesで見せるBMXフラットランド・内野洋平の生き様

今の若いライダーたちに伝えたい「少なくとも僕はそう生きてきた」という姿
東京オリンピック以来、スケートボードやBMX、ブレイキンなどのアーバンスポーツは着々と人気を拡大している。残念ながらフラットランドはオリンピック競技には入っていないが、若年層の競技人口が増加中。自身にとって「フラットランド=ライフワーク」とも言える内野は、その展望についてこう語る。
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「僕はBMXフラットランドが好きだから、こだわりながらもこだわらないっていう手法をとっています。まだまだ業界が成熟していない中で何かをやろうしても難しい。ブレイキンや他のアーバンスポーツがオリンピック競技に入ったのだから、アーバンスポーツ界全体としてフラットランドも新たなステージに引き上げてもらい、大きな大会が開けるようになればいいなと。
一方で、今の若いライダーたちには、大会に出場してミスをしてはいけない乗り方だけに囚われてはほしくない。この競技の素晴らしいところは発想力。そこをみんなに楽しんでほしいし、ただ自転車がうまいだけではなく、オシャレであってほしいし。アーバンスポーツはファッションだったり音楽だったり、色々な繋がりを経て広まったカルチャーでもある。少なくとも僕はそう生きてきたので、言葉ではなく行動で、この思いを伝えたいと思っています」
BMXフラットランドが開催されるのは6月22日。内野の生き様がどんなトリックで表現されるのか。京セラドーム大阪で見届けたい。
(佐藤直子 / Naoko Sato)
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)
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