今週のオークスは雨? 当たる年と当たらない年でズレる勝ち時計の悩み、馬場が重いと有利なのは
10年連続で外れて気づいた調教理論と時計のズレ
その翌年。過去10年の予想家フリップの時は見栄晴さんとの目線を合わせるようにして「去年当ててるでしょ」と言わんばかりの表情。そこで本命にしたのが、単勝79.4倍(確定時)のダイワデッセーでも自信満々に予想理論を語っていた。まあ、こんな時はたいてい当たらない(笑)。
【注目】日本最速ランナーが持つ「食」の意識 知識を得たからわかる、脂分摂取は「ストレスにならない」――陸上中長距離・田中希実選手(W-ANS ACADEMYへ)
そして、2013年は単勝28.5倍(確定時)のメイショウマンボ。過去の流れだとここも外しそうだが、見事1着で1万2000円の投資が15万1480円の回収。この時は単勝と複勝だけでなく、馬連と3連複も的中している。
3年で2回的中。自分に相性の良いレースだなんて思っていると、10年丸ボウズなんてあっという間。あのメイショウマンボからずっと的中していないレースとなってしまった。ずっと同じ調教理論で予想しているのになぜだろうと思ったら、自分の的中した時のレースの勝ち時計、上がりタイムと近年の勝ち時計、上がりタイムに大きな差があった。
理論を見直すか、雨待ちか。仮に雨が降っても、前日までの雨なら先週のヴィクトリアMのような速いタイムが出るのが今の東京競馬場。まあ、いつも通りの理論で予想して、当たる時は天気がこっちに寄せてくれるかな、くらいの気持ちで予想した方がいいかもしれない。
(井内 利彰 / Toshiaki Iuchi)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










