[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

世界的FWも重症 膝の前十字靱帯&半月板、選手生命を左右する大怪我の予防策とは

蓄積疲労も影響大「疲労のコントロールは取り組む必要がある」

 故障には蓄積疲労も大きな影響を与えるという。

「断裂に関しては、着地などの動作の直前姿勢が重要になります。相手の動きを予測し、事前準備ができれば、バランスを崩さず、プレーできるようになります。疲労がたまると、判断力が鈍り、反応が遅れます。また、ミスを補おうと無理なプレーした時に怪我のリスクは高まります。週に2試合など行う場合などは、プレー時間などを考慮することも怪我を減らせる大きな要因になります。チームマネジメントして、疲労のコントロールは取り組む必要があります」

 ウエイトトレーニングによる臀部と太ももの筋力強化、固有受容器トレーニング、そして、疲労のコントロールの3点が予防策として効果が期待される。

「小川選手には再発に注意しながら、さらに強くなって復帰してもらいたいです」

 新盛氏は次代のサッカー界を背負う、若き才能の完全復活を心から祈っていた。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


W-ANS ACADEMY

1 2 3 4

新盛 淳司

芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院院長

柔道整復師、鍼灸師

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院代表も務める。関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔さんをセルティック時代から専属トレーナーとして支えるなど、トップアスリートのケアにも従事。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集