山下美夢有、個人4冠の秘訣は「美味しいご飯」 予選落ち海外メジャーでも痛感した食の重要性
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、都内のホテルで2023年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。山下美夢有(加賀電子)が2年連続となる「年間最優秀選手賞」など個人4冠に輝いた。「学び」の1年になったという今季、苦しい時期を乗り越える秘訣となったのが「美味しいご飯」。予選落ちを経験した海外メジャーでも、食の重要性を痛感する場面があった。
JLPGA年間表彰式
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、都内のホテルで2023年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。山下美夢有(加賀電子)が2年連続となる「年間最優秀選手賞」など個人4冠に輝いた。「学び」の1年になったという今季、苦しい時期を乗り越える秘訣となったのが「美味しいご飯」。予選落ちを経験した海外メジャーでも、食の重要性を痛感する場面があった。
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史上初の2年連続獲得賞金2億円超えなど、記録ずくめのシーズンを終えた山下は、ホッとした様子で1年を振り返った。前半戦で4勝を挙げる好スタートを切るも、7月の全米女子オープンでは予選落ちも経験。「帰ってきてからの後半戦、なかなか自分らしいプレーができなくて、上位争いができず苦しかった」。表彰式後の会見では正直な気持ちを明かした。
「思い通りのショットが打てないことの方が多かった」。そんな苦しい時期を乗り越え、11月のツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでは再び優勝。1988年のツアー制施行後、史上6人目&史上最年少で2年連続の年間女王に輝いた。復活劇の秘訣は、オフの過ごし方にあったという。
「ゴルフ場では悪かった部分などを修正してやってきた。でもゴルフ場を出てからは、美味しいものを食べることでうまく切り替えができた。美味しいご飯を食べることができたので、良い気持ちで毎週戦えていたかなと思います」
一番印象に残っているのは「あまり調子が良くなかった」という10月に神戸で立ち寄った天ぷら屋。「そこの天ぷらは凄く感動して。天ぷらよりデザートのほうが美味しかったんですけど」と報道陣を笑わせたが、「気持ちを切り替えることができたので、その天ぷらを食べたおかげかなと思っています」と感謝する。