西村優菜が「いろんな意見」あった米挑戦を迷わなかった背景 155cm大先輩の姿で「できるかも」
「いろんな意見」も…米ツアー挑戦を決めた背景に大先輩
米ツアー挑戦にあたり、西村は「いろんな意見」があったことを認めながら、こう語ってくれた。
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「自分も(宮里)藍さんたちが活躍しているのを見て『できるかもしれない』と思った身。後の子たちに伝えられるくらい、影響力がある選手になれるように頑張りたい」
身長150センチの自身と同様に、宮里さんも155センチと決して体は大きくない。それでも米ツアーで9勝を挙げ、世界ランキング1位にまで上り詰めるなど活躍した。どんなに厳しい道のりになろうと、機会があれば挑戦すると迷わず決めていたのは、偉大な先輩の影響も大きい。
米ボールが止まらない米国の硬いコースに苦しみながらも、1回目のリシャッフルをクリア。中盤戦以降の出場権を確保している。
「この試合を頑張ったら次の試合に出られて、次の試合を頑張ったらまた次に出られて……って、ずっと後ろを迫られてのプレーだった」と挑戦の2か月に苦労も口にしたが、直後の柔和な笑みが印象的だった。
「もちろん、楽しいですよ。いろんなプレーヤーとラウンドできるので」
日本での日々を「すごく幸せな1週間」と表現した西村。ゴルフを楽しむ初心を失わず、厳しい世界を進み続ける。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)