【パンパシ水泳】塩浦慎理、ライバルとの切磋琢磨で挑む自由形のメダル「目指すのはマストに…」
「メダル獲得を目指すのはマスト」
2002年以来日本で行われるパンパシ水泳。塩浦の中にも16年前の記憶が残っているという。
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「パンパシ水泳は、僕の記憶では人生で初めて見に行った大会なんです。2002年の横浜で、それより前に水泳の大会を見たことはなかったので。僕自身縁のある大会です。当時はイアン・ソープ選手が全盛期という時代で、目の前を歩いているのを見て、大きいねって話をしたのは覚えてます」
当時とは立場が変わり、今度は見られる側になる。
「すごく今でも記憶に残っている出来事なので、見に来る方も同じかと思うんですけど、僕の泳ぎをみて、自由形を目指す人がいたらいいなと思います」
パンパシ水泳は今回から、各レースの順位に基づいたポイントの合計で競う「国別対抗戦」の要素が加わった。リレーはそのポイントが倍に設定されている。塩浦は「頑張るしかないですね」と力を込めた。
「大学のときもインカレで総合優勝目指して戦っていたり、高校の時もインターハイ総合優勝を目指してやっていたり、チームでやる事に関しては僕は好きなので、盛り上がった方がプラスになりますね」
「メダル獲得を目指すのはマストになってきますし、(中村)克が47秒台で入って、僕もすぐ続きたいのはもちろんあります。それによって、後ろが引っ張ってくるとより現実的になるかなと。チーム全体のことも考えて僕自身も速くなっていければと思います」
刺激し合う中村と共に出場する、4×100メートルリレーでの表彰台へ、強く意気込んでいる。ライバルの存在をどう見ているのだろうか。
「あまりほかの選手のことを意識しないのですが、お互い高め合っていければすごくいいなと思うし、僕自身も彼が伸びていったらもっと頑張らなきゃと意識させられるのでありがたいです」
中村と切磋琢磨しながら、自由形で海外の強豪に挑む。
「米国、オーストラリアは自由形の選手は数多くいる国だと思うし、自由形はエースがいる。国を代表する選手は自由形の選手だと思うので、勝っていくには自由形の選手が頑張らないと思うので、どの国の選手にも負けたくない。個人種目でメダル獲得を目標に、リレーでは金メダルを目指してやっていきたいです」
目標は大きくメダル獲得。日本の自由形短距離の第一人者がホームで意地を見せられるか。
(明日23日の第5回は竹田渉瑚が登場)
◇パンパシ水泳、テレビ朝日系列で連日中継 パンパシ水泳は8月9日に開幕し、テレビ朝日系列では最終日まで4夜連続ゴールデンタイムで放送(9、10日は一部地域除く)。
(THE ANSWER編集部)