[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

教員養成の国立大で学業と両立 日本一を狙う軟式野球部、学生主体に大人がいる意義

軟式野球の指導は「敷居が低いことを分かってもらいたい」

「大人の考え」を伝えるには、軟式野球に携わる大人の数を増やす必要がある。「(軟式野球の指導は)敷居が低いことを分かってもらいたい。野球をやっている人でなくても良いと思う」と話す畠山は、日頃からSNSなどを通じて積極的に軟式野球に関する情報を発信している。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 大学軟式野球界を成長させ、軟式野球を普及させることに力を注ぐ一方、宮城教育大の監督としての最大の目標はもちろん、「全国大会優勝」だ。その思いは教え子たちにも伝播しており、「最初の頃はただ楽しんで野球をやっていたように見えたけど、今は『勝ちたい』と思えるように変わってきた」と感じている。

「少し前なら笑われるような目標だけど、ようやく見えてきた。結果を出すことで夢物語ではないと証明し、学生と一緒に叶えたい」

 宮城教育大を日本一のチームにすることは、学生スポーツにおける大人の存在価値を高めることにつながるはずだ。畠山は己の信念を貫き、教え子たちとともに軟式野球の未来を切り拓いていく。(文中敬称略)

(川浪 康太郎 / Kotaro Kawanami)

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集